81b2331

一般財団法人ジャパン・マザーミッション機構
理事長 山内俊夫






そんな毎日を送っていたのでは
"何のために東京まで来て勉学を志していたのか"と自ら叱責し、
時間(限られた在学期間)を正しく活用しようと4月下旬に文学部内にあった
ウエイトリフティング部の門をたたき、入部志願をしようと道場を訪れた。


一人練習をしていた佐々木先輩に申入れをしたら、即座に入部許可が出たのである。
いかつい髭面男は後ほどわかったのであるが在学5年生、つまりは18才の私の6才も上であった。

どうりで、私から見るとまさに大人の風情なのだった。

そんないかつい男の妹が全日本ミス・ユニバースのグランプリを取った女性と判明した時は
是非、お近づきになりたいと思ったのは私の下心ありありであった。



練習が終わるのは18時過ぎで一日10t(10,000kg)を3時間の練習で持ち上げる毎日だった。

今考えるとそれだけ持ち上げれば土木工事現場で一日1200円程度の日当が稼げるではないか。
今でこそエネルギーをお金に換算する知恵が育っているが、
当時は純心無垢の好青年だけに真面目だったのだ。


今ではそんな真面目のかけらもないが。